十三祝いに「白鳥の湖」
沖縄の中の子ども文化の一つ「十三祝い」。方言ではトゥーシビー。古くは中国から伝えられたもので、十二支で回ってくる。子ども達の安全や、早く結婚する女のこのために、お家や地域の中でやる儀式。今回は更紗のトゥーシビー。更ちゃん、おめでとう! 自分の役割と目標を決めてがんばれよ。
津嘉山小学校ではPTAの企画で、5年生の親子に十三祝いをやりました。お祝い、トゥービシーの意味の紙芝居、子ども達の挨拶、クラスでの合唱、先生達の演奏、そして親達の演技・・・。それが今年は「白鳥の湖」になってしまった。ちゅーか、酔っぱらってやるっといっちまった。
師匠は「くりまっちょ」。師匠は20年前から結婚式の余興で「白鳥の湖」をやってきた。必ず「アンコール! 」が出る余興なんです。くりまっちょは偉大です。
平日の直前前から練習を続け、6人の白鳥の湖を完成した。完成しけど、「結婚式みたいに酔っぱらってない人たち、特に小学生にやって見せて受けるのか・・・」。不安だったが、師匠曰く「相手は関係ない。僕達がよければいい」。オッオー!さすが師匠!
そして当日。舞台裏で準備を始め、事前の練習をし、イメージトレーニングをし、本番に臨んだ。3分の演技があっという間に終わり、5年生からは「アンコール! アンコール! 」が出てきた。本当にうれしかった。鳥になったような気持ちだった。鏡で見るとウップッだった。
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